精選版 日本国語大辞典 「許嫁・言名付」の意味・読み・例文・類語
いい‐なずけ いひなづけ【許嫁・言名付】
〘名〙 (動詞「いいなずける(言名付)」の連用形の名詞化)
① (━する) 双方の親同士で、幼いうちから子どもの結婚を約束しておくこと。〔羅葡日辞書(1595)〕
※俳諧・独吟一日千句(1675)第一〇「草ふかき所ながらも云名付 両方ともに同し思ひじゃ」
※伊勢物語愚見抄(再稿本)(1474)上「おさなき時よりいひなつけのやうにあれば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報