精選版 日本国語大辞典 「読が下る」の意味・読み・例文・類語 よみ【読】 が 下(くだ)る ① 読むことができる。読解できる。[初出の実例]「にうはうたちはきこしめし、いやこれなるあき人が、ふみおゑさせて有けるが、何共よみかくたらいて、これおわらい申とて」(出典:説経節・しんとく丸(1681‐88頃)中)② 判断がつく。わけがわかる。納得がいく。[初出の実例]「先ありさまは家持か借家か読(ヨミ)の下(クダ)らぬ人なれば」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例