讃岐国五万石領之小物成(読み)さぬきのくにごまんごくりようのこものなり

日本歴史地名大系 「讃岐国五万石領之小物成」の解説

讃岐国五万石領之小物成(山崎領小物成帳)
さぬきのくにごまんごくりようのこものなり

一冊

成立 寛永一八年

原本 瀬戸内海歴史民俗資料館

解説 寛永一七年に讃岐一七万一千八〇〇石を支配していた生駒家は生駒騒動により改易され、翌一八年、西讃には山崎家治が入部し五万六七石余を領した。このとき幕府勘定頭伊丹康勝・摂津尼崎藩主青山幸成から渡されたのが本帳である。小物成総計は真綿一一貫三八八匁余・麦二石・炭四一五石余・枌六二一荷四二〇枚・塩一千九四五俵余・干鯛一千枚・鰆ノ子一五〇腸・銀八三三匁・米三二石余となっている。

活字本香川県史」近世史料I

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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