豊太閤(読み)ホウタイコウ

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精選版 日本国語大辞典 「豊太閤」の意味・読み・例文・類語

ほう‐たいこう‥タイカフ【豊太閤】

  1. 太政大臣になったところから、豊臣秀吉を呼ぶ敬称。
    1. [初出の実例]「天正中豊太閣築府城時遷祠郡戸南其祭田」(出典摂津志(1735)三)

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世界大百科事典(旧版)内の豊太閤の言及

【豊臣秀吉】より

…自己を神秘化し天皇との関係を強調する,まったく虚妄の物語が作られることは,一面では豊臣政権の性格を暗示するものといえよう。 秀吉の出自が無名の名主百姓層であることは,専制権力者という面を見失わせ,江戸時代においても庶民の間に〈豊太閤(ほうたいこう)出世物語〉として素朴な共感を抱かせるもととなったが,明治以後はそれが増幅して作り変えられ,英雄崇拝の観念と結びついていった。とくに戦前では〈大東亜共栄圏の先駆者〉として賞賛するような風潮もあったことを考える必要があろう。…

※「豊太閤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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