…自己を神秘化し天皇との関係を強調する,まったく虚妄の物語が作られることは,一面では豊臣政権の性格を暗示するものといえよう。 秀吉の出自が無名の名主百姓層であることは,専制権力者という面を見失わせ,江戸時代においても庶民の間に〈豊太閤(ほうたいこう)出世物語〉として素朴な共感を抱かせるもととなったが,明治以後はそれが増幅して作り変えられ,英雄崇拝の観念と結びついていった。とくに戦前では〈大東亜共栄圏の先駆者〉として賞賛するような風潮もあったことを考える必要があろう。…
※「豊太閤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...