負い被く(読み)おいかずく

精選版 日本国語大辞典 「負い被く」の意味・読み・例文・類語

おい‐かず・くおひかづく【負被】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙
  2. 背負ったり肩を入れて体を支えてやったりする。
    1. [初出の実例]「はての夜も、おひかづきいくもさわがず」(出典:枕草子(10C終)九〇)
  3. ( 「かずく」は頭に頂く意 ) 子供などを背負ってたいせつに育てる。主人の子供などをたいせつにする。
    1. [初出の実例]「御身々とだになり給なば、女をいかづきも仕(つか)まつりなん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む