負い被く(読み)おいかずく

精選版 日本国語大辞典 「負い被く」の意味・読み・例文・類語

おい‐かず・くおひかづく【負被】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙
  2. 背負ったり肩を入れて体を支えてやったりする。
    1. [初出の実例]「はての夜も、おひかづきいくもさわがず」(出典:枕草子(10C終)九〇)
  3. ( 「かずく」は頭に頂く意 ) 子供などを背負ってたいせつに育てる。主人の子供などをたいせつにする。
    1. [初出の実例]「御身々とだになり給なば、女をいかづきも仕(つか)まつりなん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む