負た子に教えられて浅瀬を渡る(読み)おうたこにおしえられてあさせをわたる

精選版 日本国語大辞典 の解説

おう【負】 た 子(こ)に教(おし)えられて浅瀬(あさせ)を渡(わた)

  1. 時には自分よりも未熟な者に教えられることもあるものだということ。負うた子に教えられる。
    1. [初出の実例]「おふた子におしへられてあさい瀬(セ)を渡ると云が此事じゃ」(出典:波形本狂言・内沙汰(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android