赤色風化殻(読み)せきしょくふうかかく

最新 地学事典 「赤色風化殻」の解説

せきしょくふうかかく
赤色風化殻

red weathering crust

(1)岩石地層が地下深くまで風化され,粗鬆そしようになった赤色風化層酸化鉄により赤~赤褐色を呈し,アリット化作用が進み,低い珪ばん比(SiO2/Al2O3分子比)と強酸性を示す。地質時代の温暖期に形成され,日本では高位段丘以上の地形面で広く認められ,地形面対比の鍵となる。
(2)赤色風化を受けた段丘礫層中の礫表面の風化した部分。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松井

世界大百科事典(旧版)内の赤色風化殻の言及

【風化作用】より

…火山ガラス→アロフェン→ハロサイト→メタハロサイト,雲母→イライト→バーミキュライトの系列が日本では知られている。礫の表面が酸化されて赤色を呈しているような場合は風化皮膜(酸化皮膜),赤色風化殻と呼ばれたりするが,一方,土壌の表層から基盤の風化部分までを含めて風化殻または風化層と呼ぶ。砂礫層の風化層の中には〈くさり礫〉と呼ばれるほど,化学的風化の結果変色して弛緩し,力学的強度を失っているものがある。…

※「赤色風化殻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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