起蚕(読み)きさん

精選版 日本国語大辞典 「起蚕」の意味・読み・例文・類語

き‐さん【起蚕】

  1. 〘 名詞 〙 脱皮を終えて眠りから覚めた蚕の幼虫。おきこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の起蚕の言及

【カイコ(蚕)】より

…孵化から1眠までのカイコを1齢幼虫という。1眠は約1日でその後脱皮し,脱皮をおえたカイコを起蚕(きさん)と呼び,再び食桑を開始して2齢幼虫となる。さらに,眠と脱皮を繰り返して,5齢期の終りになると糸を吐き繭をつくる。…

※「起蚕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む