足ない(読み)たりない

精選版 日本国語大辞典 「足ない」の意味・読み・例文・類語

たり【足】 ない

  1. たりる(足)
  2. 頭のはたらきが普通以下である。うす馬鹿である。愚かである。
    1. [初出の実例]「元来黒は自慢する丈にどこか足りない所があって〈略〉甚だ御し易い猫である」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む