踏反(読み)ふんぞる

精選版 日本国語大辞典 「踏反」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ぞ・る【踏反】

〘自ラ五(四)〙 (「ふん」は「ふみ」の変化したもの) 足をふんばって上体を後ろへそらす。また、からだを横たえて、手足を存分に伸ばして背をそらす。
※古文真宝彦龍抄(1490頃)「我家にて足ふんそって居た活計さは」

ふみ‐そら・す【踏反】

〘他サ四〙 足を前に踏み出して、からだを後ろへそらせる。そりかえる。
平家(13C前)一一「鐙のはなふみそらし、よっぴいて射ければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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