ふん

精選版 日本国語大辞典「ふん」の解説

ふん

〘感動〙
① 相手の話に軽く応じたり、ぞんざいに、承諾のを表わしたりする時に発することば。うん。ふむ。
※狂言記・粟田口(1660)「ふん、こりゃ、ふるうはあらふが、むさいやつぢゃな」
② 人の話を嘲笑して鼻であしらう時に発することば。
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「フン癯(やせ)我慢をお言ひでない」

ふん

〘接頭〙 (動詞「ふむ(踏)」の連用形「ふみ」の変化したもの) 動詞の上に付いて、その動作を荒々しく行なう意を表わす。「ふん縛(じば)る」「ふんだくる」「ふん掴(づか)まえる」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「ふん」の解説

ふん[感]

[感]
目下の者などに対し、軽く受け答えするときに、また、承諾の意をぞんざいに表すときに発する語。うん。「ふん、そう」
不満や軽視の気持ちを表すときに発する語。「ふん、ばかばかしい」

ふん[接頭]

[接頭]《動詞「ふ(踏)む」の連用形「ふみ」の音変化》動詞に付いて、その動作を荒々しく行う意を表す。「ふんじばる」「ふんだくる」「ふんづかまえる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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