蹌踉出(読み)よろけでる

精選版 日本国語大辞典 「蹌踉出」の意味・読み・例文・類語

よろけ‐・でる【蹌踉出】

〘自ダ下一〙 よろよろしながら出る。足元をふらつかせながら出る。
※雑俳・柳多留‐二七(1798)「杉の葉の中からせなアよろけ出る」

よろぼい‐い・ず よろぼひいづ【蹌踉出】

〘自ダ下二〙 よろよろと出る。よろめき出る。
有明の別(12C後)三「あしそらにてよろぼいいで給ふほど御くるまにもえ奉らず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android