ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輪体」の意味・わかりやすい解説 輪体りんたいcycle 有限個の単位から成る複体 K において,向きのついた r 次元単位のおのおの σir に,整数係数 gi を一意に対応させてつくった1次結合 Cr=Σg1σ1r が,複体 K の r 次元整数係数鎖であり,その境界は ∂Cr=Σg1(∂σ1r) で与えられる。いま,鎖 Z に対して ∂Zr=0 が成り立てば,Zr は輪体またはサイクルという。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by