込藁(読み)こみわら

精選版 日本国語大辞典 「込藁」の意味・読み・例文・類語

こみ‐わら【込藁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すきまなどに藁を詰めてふさぐこと。また、その藁。
    1. [初出の実例]「昼から先を草庵の隙 水垢に込藁腐る藤はかま〈紫紅〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)
  3. 声を出せないように、口の中へ藁を押し込むこと。また、その藁。
    1. [初出の実例]「引き起こして、口にこみわら、いきぼね立たすな」(出典:浄瑠璃・百日曾我(1700頃)傾城請状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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