送粉(読み)ソウフン

世界大百科事典(旧版)内の送粉の言及

【受粉】より

…種子植物の花粉が雌性生殖器官(被子植物ではめしべの柱頭,裸子植物では胚珠の珠孔部)に付着する現象。雌性生殖器官の側からの表現で受粉といわれることが多いが,花粉の側からの発想で授粉といわれることもあり,最近では繁殖の生物学の分野で昆虫による送粉といわれることも多くなってきた。 受粉には同じ個体の雌性生殖器官に付着する自家受粉と,必ず他の個体の雌性生殖器官に着く他家受粉とがある。…

※「送粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む