這伏(読み)はいぶし

精選版 日本国語大辞典 「這伏」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぶし はひ‥【這伏】

〘名〙 はい伏すこと。腹ばいになって伏すこと。横になること。
※枕(10C終)九九「例の、はひぶしにならはせ給へる御前たちなればとて、まかなひさわぐ程に」

はい‐ふ・す はひ‥【這伏】

〘自サ四〙 はって伏す。腹ばいになって伏す。
※類従本賀茂女集(10C後)「いそがぬわれはつれづれと、うぐらのしたにはひふして」

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