通気戸(読み)つうきど(その他表記)air door

翻訳|air door

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「通気戸」の意味・わかりやすい解説

通気戸
つうきど
air door

運搬坑道や人道などに設けられる通気遮断装置の一種で,人や車両が通行できるように扉を備えた門。戸門,風門などともいう。通気戸は二重に設けられるのが普通で,一方の扉が開かれても他方の扉が閉じられて,通気の遮断が確保されるようになっている。近年は,自動開閉装置を備えた自動門もある。また,坑内の一定区域の通気量を調節するための開孔部を備えた遮断戸を分量門 (調風戸) といい,風圧の比較的小さい場所で利用される。非固定式で移設が簡単なのれん状の通気量調節抵抗体をびら門 (のれん) という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む