連三味線(読み)ツレジャミセン

デジタル大辞泉 「連三味線」の意味・読み・例文・類語

つれ‐じゃみせん【連(れ)三味線】

二人以上で三味線を合奏すること。連れ弾き。
浄瑠璃長唄などで、三味線を合奏するとき、たて三味線にリードされてひく三味線。また、それをひく人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「連三味線」の意味・読み・例文・類語

つれ‐じゃみせん【連三味線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二人以上でそろってひく三味線。三味線の連弾(つれびき)。つれ。つれしゃみ。
    1. [初出の実例]「ならび居つるもつれしゃみせん」(出典:評判記・そぞろ物語(1641)哥舞妓をどりの事)
  3. 浄瑠璃・長唄などで、二挺以上の三味線を合奏する場合、立(たて)三味線に合わせてひく、他の三味線。また、それをひく人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む