進水台(読み)シンスイダイ

デジタル大辞泉 「進水台」の意味・読み・例文・類語

しんすい‐だい【進水台】

進水のとき、建造した船体造船台から滑らせて下ろす装置

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精選版 日本国語大辞典 「進水台」の意味・読み・例文・類語

しんすい‐だい【進水台】

  1. 〘 名詞 〙 進水の時、船体を造船台から滑走させる装置。通常、船台上に二条以上の固定台と滑走台が設けられる。

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世界大百科事典(旧版)内の進水台の言及

【進水】より

…船尾から進水させるのは,船の一端が浮揚するときにもう一端に加わる大きな力を受けもつのは,船尾より強固につくられている船首のほうがよいこと,早く浮かべ,そして行き足を早く止めるには太い船尾を先に入れたほうがよいことなどの理由からである。進水に先立ち,船台上に固定台と船体をのせて滑る滑走台からなる進水台が通常,2条設けられる(固定台は水面下かなり先まで延ばしてある)。固定台と滑走面の間には牛脂とパラフィンが塗られ,船体が滑りやすくなる方法が取られていたが,最近は鋼球を使ったボール進水法が多く採用されている。…

※「進水台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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