精選版 日本国語大辞典 「遅を取る」の意味・読み・例文・類語
おくれ【遅】 を 取(と)る
- ① 負ける。失敗する。また、他より劣る。
- [初出の実例]「合戦にをくれを、とりたることなれば、つめて大事也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
- ② 恐れて気力がなくなる。気おくれする。
- [初出の実例]「人間のならひ、恩愛・執着に命をおしみ、思はぬをくれもとることあり」(出典:浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)冷泉節)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...