気力(読み)キリョク

デジタル大辞泉 「気力」の意味・読み・例文・類語

き‐りょく【気力】

何かを行おうとする精神力。気持ちの張り。「気力が充実している」「気力に乏しい」
[類語]根性精神力ガッツ意気地甲斐性意力元気精神活気生気精気神気鋭気壮気覇気威勢景気活力精力血気メンタル心的内的精神的内面的観念的心理的知能心理メンタリティースピリチュアルこころ知情意心神内心心情心魂内面マインドハートスピリットエスプリ精魂気迫気概意志神経気構え気持ち理念思想気風気性きしょう心性さが

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精選版 日本国語大辞典 「気力」の意味・読み・例文・類語

き‐りょく【気力】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事をなしとげようとする精神の力。また、心の活動力。元気。気魄(きはく)
    1. [初出の実例]「早春内宴、侍仁寿殿、同賦春娃無気力」(出典:菅家文草(900頃)二)
    2. 「捨身無常の観念、道路にしなん、是天の命なりと、気力聊(いささか)とり直し」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)飯坂)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐西周策・赧王〕
  3. 性的な活力。精力。
    1. [初出の実例]「気力の毒買はう。〈略〉某つれたる女どもの、気力あまりよく候まま、一服飲ませたうて」(出典:咄本・醒睡笑(1628)六)
  4. きりょく(汽力)
  5. きりき(気力)

き‐りき【気力】

  1. 〘 名詞 〙 電気の力。
    1. [初出の実例]「伝信機とは越列機篤児(エレキトル)の気力を以て遠方音信を伝ふるものを云ふ」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)

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普及版 字通 「気力」の読み・字形・画数・意味

【気力】きりよく

ことを遂行する力。根気。〔韓非子五蠹〕事異なれば則ち備へ變ず。上古はを競ひ、中世智謀ひ、當今は氣力を爭ふ。

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