遠位尿細管

栄養・生化学辞典 「遠位尿細管」の解説

遠位尿細管

 ネフロンの遠位側すなわち糸球体からみて遠い方の尿細管部分をいう.尿細管が腎髄質の方へ下行する近位部と屈曲して上行する遠位部に分けて,上行部分.水やナトリウム吸収の調節抗利尿ホルモン (ADH) が作用する場であり,HとK交換も行われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の遠位尿細管の言及

【腎臓】より

…しかし海産硬骨魚では,腎小体の退化消失したものがある。尿細管は,腎小体に続いて頸節,近位尿細管曲部,遠位尿細管曲部および集合管の順で構成されている。海産の硬骨魚の尿細管には遠位尿細管曲部が存在しない。…

※「遠位尿細管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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