デジタル大辞泉 「遠淡海」の意味・読み・例文・類語 とおつおうみ〔とほつあふみ〕【遠淡海/遠江】 浜名湖のこと。琵琶湖を「近つ淡海」というのに対し、都から遠い湖の意。また、遠江とおとうみの古称。「―引佐いなさ細江の水脈みをつくし我あれを頼めてあさましものを」〈万・三四二九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の遠淡海の言及 【浜名湖】より …最大深度12.2m。かつては砂州で遠州灘と隔てられた淡水湖で,近江国の琵琶湖に対して遠淡海(とおつおうみ)と呼ばれた。湖の北部から南西にのびる大崎半島,村櫛半島によって分けられる北西部の猪鼻湖,北東部の引佐(いなさ)細江,東部の庄内湖をはじめ,松見ヶ浦,内浦など入江が多く,南は今切口(いまぎれぐち)で遠州灘に通じる。… ※「遠淡海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by