遠瀬村(読み)とおせむら

日本歴史地名大系 「遠瀬村」の解説

遠瀬村
とおせむら

[現在地名]田子町遠瀬

熊原くまはら川の支流杉倉すぎくら川沿いの山間地に位置し、北は茂市もいち村・山口やまぐち村・せき村に接する。雑書の承応元年(一六五二)条に「三戸郡之内十瀬夏坂辺ハ御鷂之巣元」とある。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、高八五・六二三石とある。七ヵ年平均の免は二ツ三厘八毛。同書に遠瀬新田、高二八・七四石とあり、新田開発が行われている。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」には蔵分五六・一石余、給分六四・四石余、家数八八、うち支村新田しんでん四七、水又みずまた三とあり、馬一〇五疋を飼養。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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