田子町(読み)たつこまち

日本歴史地名大系 「田子町」の解説

田子町
たつこまち

面積:二四二・九〇平方キロ(境界未定)

三戸郡の西南端に位置し、東と北は三戸町、西は秋田県鹿角かづの市、南は岩手二戸にのへ郡・二戸市に接する。西部に奥羽山脈があり、それに続く山地が町の大半を占める。町の中央部を西から東に馬淵まべち川の支流熊原くまはら川が流れ、南部で杉倉すぎくら川、北東部で田子川が合流する。熊原川の北を流れる相米そうまい川と細野ほその川との合流点以東を田子川と称し、北部を流れる種子たねこ川と合流して熊原川に注ぐ。熊原川に沿って国道一〇四号(旧鹿角街道)が横断し、三戸町と秋田県をつないでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「田子町」の意味・わかりやすい解説

田子〔町〕
たっこ

青森県南東部,岩手,秋田両県に接する町。 1928年町制。 55年上郷 (かみごう) 村と合体。町域の西部一帯は奥羽山脈の山岳地帯で,林業酪農に加え,米作,リンゴニンニクタバコなどの栽培が盛ん。町域の中央を熊原川が東流しており,川に沿って国道 104号線が通っている。面積 241.98km2人口 4968(2020)。

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