遠的競技(読み)えんてききょうぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠的競技」の意味・わかりやすい解説

遠的競技
えんてききょうぎ

弓道競技の一種目で,立射によって行なわれる。射距離は 60mで,直径 100cmの円形の的を標的に用いる。一つの標的に対し5名以内で同時に行射でき,1回の射数は2射または4射。勝敗近的競技と同じく,的中制,得点制,または採点制により競われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の遠的競技の言及

【弓道】より

…評価方法としては的中制,採点制,得点制があり,多くは的中制が採用されている。(2)遠的競技 射距離50m,60mがあり,標的は直径1mの霞的を使用することが一般的である。
[施設]
 古くは屋外で実施されたが,現代では屋内施設が一般的になっている。…

※「遠的競技」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android