遣違(読み)やりちがえ

精選版 日本国語大辞典 「遣違」の意味・読み・例文・類語

やり‐ちがえ‥ちがへ【遣違】

  1. 〘 名詞 〙 交差させること。すれちがわせること。たがいちがいにすること。
    1. [初出の実例]「車をやりちがへやりちがへするぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)一)
    2. 「互ひに茶碗をやりちがへにする」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)二番目)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android