精選版 日本国語大辞典 「選所がない」の意味・読み・例文・類語 えらぶ【選】 所(ところ)がない ( 「…と」の形を受けて用いる場合が多い ) 同じである。区別できない。えらむところがない。[初出の実例]「学問の最高府たる大学も昔の寺小屋同然の有様になって、煉瓦石のミイラと撰(エラ)ぶ所(トコロ)がない様になる」(出典:三四郎(1908)〈夏目漱石〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例