選抜育種(読み)センバツイクシュ

デジタル大辞泉 「選抜育種」の意味・読み・例文・類語

せんばつ‐いくしゅ【選抜育種】

品種改良において、ある特定の有用な形質をもつ品種を選びだし、その品種同士のかけあわせを繰り返して育種すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の選抜育種の言及

【林木育種】より

天然更新によって林を仕立てる場合には,もともとそこにあるものを親木(おやぎ)として使わなければならないし,植栽して林を仕立てる場合にも,植えこんだ材料の遺伝的組成は間伐などの手入れによって影響をうけるから,優れた材料をつくりだすことは林木育種の一部にすぎない。もちろん狭義の育種も必要で,そのための手法は導入育種,選抜育種,創成育種に大別できる。導入育種は,その土地になかった樹種,品種を新たにもちこんで,その土地に適した優れた材料を育成する方法である。…

※「選抜育種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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