避難階段(読み)ヒナンカイダン

デジタル大辞泉 「避難階段」の意味・読み・例文・類語

ひなん‐かいだん【避難階段】

建物に設置される避難用の階段建築基準法により、耐火構造であることなどが義務づけられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の避難階段の言及

【階段】より

…また避難の方向に開く扉を用いなくてはならない。〈施行令〉では,5階以上の階,または地下2階以下の階に通ずる直通階段は,避難階段,または特別避難階段としなければならないと定めており,避難階段として満足すべき構造を詳しく規定している。さらに15階以上の階,または地下3階以下の階に通ずる直通階段は特別避難階段としなければならないと定めており,屋内と階段室との間に外気に向かって排煙される付室を設け,階段室に煙が進入することを防止し,より安全な避難ができる構造となるようにしている。…

※「避難階段」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android