20世紀日本人名事典 「那須宗一」の解説
那須 宗一
ナス ソウイチ
昭和期の社会学者 元・淑徳大学学長;中央大学名誉教授。
- 生年
- 大正3(1914)年3月9日
- 没年
- 平成2(1990)年9月10日
- 出生地
- 和歌山県田辺市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学文学部社会学科〔昭和12年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等瑞宝章〔平成1年〕
- 経歴
- 昭和12年関西高等工学校(現・大阪工大)講師、14年興亜院華北連絡部嘱託、17年大東亜省在上海大使館調査館、19年応召、24年立正大学講師、26年東洋大学助教授、28年中央大学助教授、33年教授。59年名誉教授となり、のち淑徳大学学長。この間、35年経企庁国民生活審議会委員、39年東京家庭裁判所参与員、47年東京都老人総合研究所副所長、60年日本学術会議会員。日本犯罪社会科学会長、日本老年社会科学会長もつとめた。主著に「老人世代論」「定年」「社会変動の病理学」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報