酒戸弥二郎(読み)サカト ヤジロウ

20世紀日本人名事典 「酒戸弥二郎」の解説

酒戸 弥二郎
サカト ヤジロウ

昭和期の生化学者



生年
明治39(1906)年1月24日

没年
昭和51(1976)年10月5日

出生地
京都府

学歴〔年〕
京都帝大農学部〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
農学博士

主な受賞名〔年〕
日本農学賞〔昭和42年〕,読売農学賞〔昭和42年〕

経歴
昭和22年農林省宇治農事改良実験所所長、33年静岡大学農学部教授となり、農学部長を務めた。35年京都大学山岳部会パミール遠征隊隊長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒戸弥二郎」の解説

酒戸弥二郎 さかと-やじろう

1906-1976 昭和時代の生化学者。
明治39年1月24日生まれ。農林省宇治農事改良実験所長から静岡大教授となる。茶のうまみ成分テアニンを発見。昭和42年日本農学賞。のち京都府茶業研究所長。昭和51年10月5日死去。70歳。京都出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android