酸素魚雷(読み)さんそぎょらい

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世界大百科事典(旧版)内の酸素魚雷の言及

【魚雷】より

…当時の魚雷は航走距離が短く,低速で,小型艇が大型艦を脅かすに至ったとはいえ,奇襲兵器的な存在にすぎなかった。この水上艦艇から水上艦船を攻撃する型の魚雷の性能を極限にまで向上させたのが,いわゆる酸素魚雷である。これはワシントン条約で主力艦をアメリカ,イギリスに対し劣勢に抑えられた日本海軍が,砲火力を長射程魚雷で補完し,艦隊決戦に臨む目的で開発装備したもので,最大航走距離が40kmにも及ぶ,当時の世界水準を越えた魚雷であった。…

※「酸素魚雷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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