重力波望遠鏡「かぐら」

共同通信ニュース用語解説 「重力波望遠鏡「かぐら」」の解説

重力波望遠鏡「かぐら」

宇宙から届く重力波を検出するため、日本が岐阜県飛騨市神岡町の鉱山跡に建設した大型観測装置。ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章かじた・たかあき東大宇宙線研究所長がプロジェクトを率いる。2012年に着工し、15年11月に完成。15年度中に試験観測を始め、さらに性能を上げて17年度から本格観測を目指す。ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」と同じ鉱山跡で、200メートルより深い地下に掘られた1辺の長さが3キロのL字形トンネルに検出装置が設置されている。

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