重褄閨の小夜衣(読み)かさねずま ねやのさよぎぬ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「重褄閨の小夜衣」の解説

重褄閨の小夜衣
〔清元〕
かさねずま ねやのさよぎぬ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
嘉永5.3(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の重褄閨の小夜衣の言及

【鈴木主水】より

…2児を置き去りに家の崩壊もかえりみず,宿場女郎と心中をとげる武士に,幕末期の暗い世相と情趣が感取される。主水の妻お安が白糸に縁切りを頼む場面に使われた清元《重褄閨の小夜衣(かさねづまねやのさよぎぬ)》は常磐津にも改調されて現存するが,芝居は現在ほとんど行われない。内藤新宿を舞台化した新鮮味が当時好評だった。…

※「重褄閨の小夜衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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