野島屋敷(読み)のじまやしき

日本歴史地名大系 「野島屋敷」の解説

野島屋敷
のじまやしき

[現在地名]千代田区鍛冶町かじちよう一丁目

町会所付まちがいしよつき請負地を挟んで新革屋しんかわや町の北に位置する材木御用達蔦屋新左衛門の拝領屋敷。東は宝生金五郎ほうしようきんごろう借地当地はもとは新革屋町の町域であったが、元禄一〇年(一六九七)の大火後に明地となった。寛政一一年(一七九九)絵図では西部北側に野島屋敷とみえ、文政一二年(一八二九)の絵図以降東部北側に移って幕末に至る(沿革図書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android