野馬塚村(読み)のまづかむら

日本歴史地名大系 「野馬塚村」の解説

野馬塚村
のまづかむら

[現在地名]前橋市総社町そうじやまち

現在の総社町二丁目北東端に野馬塚公民館があり、大渡おおわたり橋西詰から南、大渡町に至る地域である。慶長一二年(一六〇七)に総社五ヵ町が誕生する以前から、野馬塚・大屋敷おおやしき昌楽寺廻しようらくじまわりの村々は成立していたと伝える(総社町郷土誌)。同年には前記三村と総社五ヵ町を総称して総社町と称した(総社町誌)。寛文郷帳に田方二七三石四斗余・畑方六〇石三斗余とあり、高崎藩領である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android