金口入・銀口入(読み)かねくにゅう

精選版 日本国語大辞典 「金口入・銀口入」の意味・読み・例文・類語

かね‐くにゅう ‥クニフ【金口入・銀口入】

〘名〙 金銭貸し借りを取りもつこと。また、その人。金銭の周旋。かねくちいれ。
浮世草子・世間母親容気(1752)二「僅かの銀口入(カネクニフ)より、めきめきと大金を出かし、何不足無き暮しなれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報