大金(読み)タイキン

デジタル大辞泉 「大金」の意味・読み・例文・類語

たい‐きん【大金】

多額の金銭。大きな金高きんだか。「大金をはたく」

おお‐がね〔おほ‐〕【大金】

多額の金銭。たいきん。「相場大金をもうける」

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精選版 日本国語大辞典 「大金」の意味・読み・例文・類語

たい‐きん【大金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たくさんの金銭。多額の金銭。おおがね。
    1. [初出の実例]「千五百両といふ大金(タイキン)ながら」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)
  3. 朝鮮の宮廷楽に用いられた楽器銅鑼(どら)に似た金属製の円盤の大型のもので、紐で吊り上げ左手で持ち、右手に槌を持って打ち鳴らす。〔楽学軌範

おお‐がねおほ‥【大金】

  1. 〘 名詞 〙 多額の金銭。たいきん。
    1. [初出の実例]「耳ふさぎ代十両、是がつのりて大金(ガネ)に成て、引ぬく衆もあるぞかし」(出典:浮世草子傾城禁短気(1711)三)

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世界大百科事典(旧版)内の大金の言及

【金】より

…中国の鑼(ら)の伝来したもの。大金と小金とがあり,ひもでつり下げて槌(つち)で打ち鳴らす。大金は直径約46cm,厚さ約6cm。…

【南那須[町]】より

…那珂川支流の荒川の下流域を占める。中心集落はJR烏山線の駅がある大金。かつては葉タバコの生産が盛んだったが,現在は激減した。…

※「大金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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