金壺眼(読み)カナツボマナコ

デジタル大辞泉 「金壺眼」の意味・読み・例文・類語

かなつぼ‐まなこ【金×壺眼】

落ちくぼんで丸い目。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「金壺眼」の意味・読み・例文・類語

かなつぼ‐まなこ【金壺眼】

  1. 〘 名詞 〙 落ちくぼんで丸い目。怒った目つきや貪欲な目つきをいう。金壺目。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「夢想兵衛(びっく)りして、鉄壺眼(カナツボマナコ)をぱっちり開(あ)き」(出典読本・夢想兵衛胡蝶物語(1810)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む