日本歴史地名大系 「釜ヶ島村」の解説 釜ヶ島村かまがしまむら 新潟県:三島郡越路町釜ヶ島村[現在地名]越路町釜ヶ島岩野(いわの)村の北東、信濃川と支流焼田(やけだ)川の間の中洲にある。口碑によると、天正一八年(一五九〇)に褥抜(しとぬき)(志度野岐)庄樺(かば)ヶ島(しま)として三〇軒の集落があったという(昭和一一年「郷教育資料」深井義春氏蔵)。正保国絵図に古志(こし)郡「釜ケ島村」高一九一石余がみえる。近世初めは高田藩領、元和四年(一六一八)長岡藩領、元禄一六年(一七〇三)幕府領、享保九年(一七二四)長岡藩預、宝暦一〇年(一七六〇)高田藩預、文化一二年(一八一五)桑名藩預となって明治に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by