越路町(読み)こしじまち

日本歴史地名大系 「越路町」の解説

越路町
こしじまち

面積:五八・七三平方キロ

郡の南端に位置し、東端は信濃川が北流し、西部は支流渋海しぶみ川が北東流し、町の北の長岡市地内で合流する。両河川の間を南から北に越路原こしじはら丘陵が延びて町を東と西に分ける。平坦地帯の東北部は長岡市、南部は小千谷おぢや市に隣接し、山間地帯をなす西部は柏崎市、南部は刈羽郡小国おぐに町に接する。また、東部平坦地は信濃川・渋海川水系によって優良な稲作地帯を形成し、西部山間地は渋海川水系による水田地帯を形成しながらも、標高二九九・六メートルの枡形ますがた山を主峰に、二〇五・三メートルの勝平かつひら城跡医王いおう山を連ねて豊富な山林資源をなす。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報