鉄ピクライト(読み)てつピクライト

最新 地学事典 「鉄ピクライト」の解説

てつピクライト
鉄ピクライト

ferropicrite

ピクライトの中でも特に鉄に富み(>14%FeO*,20%以上も),LIPs(巨大火成区)に特徴的な超苦鉄質火山岩。E.J. Hanski(1992)がコラ半島基部のペチェンガ地域の原生代緑色岩帯の火山岩から報告。以後世界のLIPsや日本の付加体緑色岩(海台の破片:Y.Ichiyama et al., 2006)等から発見。Ti・Nb・TaなどHFSEに富み,沈み込んだ鉄玄武岩などの海洋地殻物質を含むマントルかんらん岩の高圧での部分溶融で形成したと考えられる。なお,火星隕石にも類似岩がある(J.Filiberto, 2008)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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