最新 地学事典 「火星隕石」の解説
かせいいんせき
火星隕石
Martian meteorites
エコンドライトに分類され,かつてはSNC隕石とも呼ばれていた。1980年代初頭に火星大気組成と一致する希ガス組成が隕石試料から見出されたことから,火星起源と広く受け入れられるようになった。いずれも火成岩で,これまでに200個以上の試料が見つかっている。9割以上はシャーゴッタイトに分類され,その他,ナクライト20試料,シャシナイト3試料,単射輝石岩が1試料(ALH 84001),玄武岩質レゴリス角れき岩が1試料(1NWA 7034とそのペア隕石)ある。
執筆者:三河内 岳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

