鉄漿付筆(読み)かねつけふで

精選版 日本国語大辞典 「鉄漿付筆」の意味・読み・例文・類語

かねつけ‐ふで【鉄漿付筆】

  1. 〘 名詞 〙 お歯黒で歯を染めるときに用いる筆。おはぐろふで。かねふで。かねつけ。
    1. [初出の実例]「上さまよりかねつけふて被下候。畏入之由申候」(出典:山科家礼記‐延徳四年(1492)正月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む