鉤匙(読み)からかぎ

精選版 日本国語大辞典 「鉤匙」の意味・読み・例文・類語

から‐かぎ【鉤匙】

  1. 〘 名詞 〙かきがね(繋金)
    1. [初出の実例]「令天下諸国進不動倉鈎匙。以国司交替因茲多一レ煩也」(出典続日本紀‐天平宝字七年(763)三月丁卯)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鉤匙の言及

【鍵】より

…長い棒の一端に穴があったり,切込みがあったりして,これで〈ばね〉をしめつけてすぼめ,押し出す。この鑰匙に対し,鉤匙(こうし)というものがある。《和名抄》では〈とのかぎ〉と読み,曲がった鍵で戸の閂をあけるものである。…

※「鉤匙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android