銅元(読み)どうげん

精選版 日本国語大辞典 「銅元」の意味・読み・例文・類語

どう‐げん【銅元】

  1. 〘 名詞 〙 中国清末、洋式銀貨発行に伴い用いられた補助貨幣一つ。銀一元の一〇〇分の一相当の銅貨

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の銅元の言及

【貨幣】より

… 清末の洋務運動の余波は貨幣にも及び,長い伝統をもつ貨幣の様式は一新された。1887年(光緒13)に銀元,すなわち方孔のない洋式の銀貨(光緒元宝)が発行されたのに続いて,1900年には銅元,すなわち1文から20文に至る5種の洋式の銅貨(光緒元宝,大清銅幣)が発行された。この銅元の発行は中国貨幣史上,重要な意義をもっている。…

※「銅元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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