銭股(読み)ぜにまた

精選版 日本国語大辞典 「銭股」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐また【銭股】

  1. 〘 名詞 〙 銭二百文を駕籠舁(かごかき)人夫などがいう語。
    1. [初出の実例]「かごちんは、山田迄ぜにまたじゃ。御がってんでござるか」(出典:浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android