鋸蟹(読み)のこぎりがに

精選版 日本国語大辞典 「鋸蟹」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐がに【鋸蟹】

  1. 〘 名詞 〙 クモガニ科の中形の美しいカニ。房総半島以南の沿岸に分布し、浅海岩礁にすむ。甲長約四五ミリメートル、甲幅約四〇ミリメートルの縦に長い丸型で、甲の縁やはさみ脚に鋸歯(きょし)状の刺(とげ)があるのでこの名がある。体色は赤橙色で、甲の周縁とはさみ脚が鮮紅色、歩脚は赤と淡黄色の横縞をなしている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「鋸蟹」の解説

鋸蟹 (ノコギリガニ)

学名Schizophrys aspera
動物。クモガニ科のカニ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む