精選版 日本国語大辞典 「鍵の穴から天をのぞく」の意味・読み・例文・類語 かぎ【鍵】 の 穴(あな)から天(てん)をのぞく せまい見識で、大きな事柄をあれこれ考えることのたとえ。針の穴から天上のぞく。よしのずいから天井を見る。[初出の実例]「Caguino(カギノ) anacara(アナカラ) tenuo(テンヲ) nozoqu(ノゾク)」(出典:日葡辞書(1603‐04))「鑰(カギ)の穴から天をのぞく 荘子言。用レ管窺レ天、用レ錐指レ地、不二亦小一乎。新考 説苑云。以レ管窺レ天、以レ針刺レ地、所レ窺者甚大、所レ見者甚少、是諺の意に同じ」(出典:諺草(1699)加) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例